不妊の原因とは?不妊鍼灸の現場から、本当の原因を教えします
不妊の原因と言えば、さまざまな原因が考えられますね。
みなさんが産婦人科やクリニックに通う中、色んな医療用語を聞かれると思います。
例えば、子宮内膜症、子宮筋腫、高プロラクチン血症、黄体機能不全、卵管閉鎖、卵巣嚢腫などなど
これらが西洋医学の観点から見た不妊の原因です。
東洋医学では、不妊鍼灸から見た場合、不妊の原因は身体の正気(元気の気)が不足して、妊娠力が欠けていることからくるのです。
「気」は目では確認できないけれど、実際は、「元気ですか?」「気にかかる」といった言葉があるように、体の中に気が存在しています。
その気の巡りがよく、気に満ちている状態であれば、身体はピンピンしてる健康体ですが、
反対に気の滞ると、身体にはいろいろ不調が出てくるのです。
不妊は単なる一つの症状に過ぎません。
不妊鍼灸治療とは、気が不足している経絡(体の気の道)を、
つぼ(身体の気の駅)に針とお灸をすることで、気の滞りをスムーズに調整し、良い状態にしてあげることです。
不妊鍼灸に来られる方々のおよそ八割が腎経(現代医学でいう腎臓の経絡)の気が弱いです。
残りの二割は肝経(現代医学でいう肝臓の経絡)と脾経(現代医学でいう膵臓の経絡)です。
私達の不妊鍼灸治療は、腎経、肝経、脾経という三つの経絡をアプローチして、
もともとレベルの低い経絡を少しずつ高く調整し、自然妊娠させる。または人工授精、体外受精を成功に持っていくのです。